CTP室
CTP
オフセット印刷をするための刷版を出力します。
DTP部門で作られたデジタルデータを刷版に直接焼き付ける機材です。
環境に優しい刷版を使用
刷版には現像工程不要の、完全無処理プレートを使用しています。薬品を使わず廃液も出ない環境に優しいシステムです。またこの刷版はカーボンオフセット認証を受けたカーボンゼロプレートのため、CO2削減にも貢献しています。
CTPの流れ
オートローダーの「カセット」と呼ばれる部分に版をセットします。当社のCTPはカセットが5つあり、それぞれ違うサイズの版がセットされています。
DTP部門から製版データが送られると、指定されたサイズのカセットがオートローダーからレコーダー側に移動します。その版を1枚づつ取り上げレコーダーへ送ります。その後はレコーダーで版がレーザーで露光され、印刷版が完成します。
カレンダー名入れ版工程
01|サーマルディジプレーター TDP-459Ⅱ
DTP部門から送られたカレンダーの名入れ版データを刷版や製版フィルムに出力します。
トナーもインクも使わない、現像工程不要の完全プロセスレスの出力機で環境負荷低減に貢献します。
02|PS版焼付機(焼き枠)
製版工程で作成したフィルムを、PS版と密着露光します。するとPS版上に塗布された感光材がフィルムの透明部分では感光し、黒化した画線部分では感光せず、フィルム上の画線がそのままPS版上に転写されます。
03|PS現像機
PS版焼付機で露光した刷版をこの機械に通し処理することで名入れ版が完成します。