印刷工場
DTP部門で作成された刷版を使用し印刷を行います。
充実した印刷機とオペーレータの技術によりあらゆる印刷に対応します。四六全判のUV印刷機をはじめ20台(カレンダー名入れ印刷機8台含む)の印刷機を所有し、それぞれが高品質で安定した印刷が可能です。また4色以上のオフセット印刷機には品質検査装置を搭載し、不良やムラを削減しています。
オフセット印刷工場
UV印刷
UV印刷とは
印刷と同時に「紫外線(UV=ultra violet)」を照射することによって、瞬間的にインキを硬化させる方法です。インキが瞬間硬化するため乾き待ちの必要がなく印刷の後の加工が直ぐに行えます。また耐摩性、耐光性、耐水性に優れています。
小森コーポレーション製 四六全判UV印刷機 GL444
小森コーポレーション製 四六半裁判UV印刷機 LS532
三菱製 菊全判UV印刷機 3000V
不良品ゼロへの取り組み
品質検査装置を完備し、印刷物の不良やムラを劇的に削減しました。また、ありとあらゆる角度から製品を監視することにより、不良品を完全に排除します。(小森コーポレーション製GL444 、LS532・三菱製DAIAMOND3000Vに設置)
0.15ミリの不良を感知
印刷物の全てを、0.15mmサイズ判別可能な高精細カメラで監視し、確実に不良を感知します。
色調制御装置を完備
色調制御装置の機能も備えており、印刷開始から刷了まで品質を劇的に安定させます。
カラーマネージメントシステム
業界標準規格「JAPAN COLOR」に準拠したカラーマネージメントシステムに基づいて、当社が所有する「印刷機」「プリンター」それぞれで「多種多様の用紙」に対したプロファイルを構築し、印刷色の統一、安定した色の再現に努めています。
ニス加工
高まる衛生意識に対応
印刷機で抗菌ニス・抗ウイルスニスを印刷する事により、抗菌や抗ウイルスの加工が可能です。(SIAA取得)
印刷物のウイルスや菌の増殖を抑制することができるため、カレンダーだけではなく冊子の表紙やマスクケース、使い捨てランチョンマットなど、幅広い印刷物への用途があります。
擬似エンボス加工
低価格で鮮やかなエンボス調の表現
擬似エンボスを使用することでエンボス加工のような見栄えになります。また環境に優しく、箔押し加工のように時間も費用もかからないため、価格も魅力です。
人と環境にも優しい印刷
環境対応型インキ
植物油を一定以上利用された植物油インキや石油系溶剤をほぼゼロにしたノンVOCインキを使い、人にも環境にも配慮した印刷を行なっています。
環境に配慮した刷版
刷版には現像工程不要の、完全無処理プレートを使用しています。薬品を使わず廃液も出ない環境に優しいシステムです。
またこの刷版はカーボンオフセット認証を受けたカーボンゼロプレートのため、CO2削減にも貢献しています。
オンデマンド印刷工場
オンデマンド印刷(Fuji Xerox製 Versant 3100 press)
少部数の印刷物を印刷します。少部数を短時間で印刷、納品できるシステムがオンデマンド印刷です。
オフセット印刷と違いDTPデータをダイレクトに印刷するので、刷版作業や版材料が不要で低予算短納期に対応が可能です。また必要枚数だけ印刷するので、在庫管理の手間もなくなります。
Versant
Versant出力中
プレス工場
箔押し機
位置がずれないよう丁寧に位置を合わせてプレスします。
箔押し
主にカレンダーの箔押し名入れを行なっています。箔押しならではの高級感のある名入れに仕上がります。
専任スタッフの高い集中力と技術が要求される印刷工程です。
金箔押し
空押し
抜きプレス機
カレンダー台紙のスジ押しやパーツの抜きに使用します。台に紙をセットし起動すると、台ごと機械に送られプレスされます。ズレが出ないよう1枚1枚丁寧にプレスしていきます。
動画では卓上カレンダーの台紙に「3本スジ」を押しています。このスジは台紙の底部分になります。
プレス中
名入れ印刷工場
名入れ印刷
チャリンコ(シンプル)
カレンダーやタオル等に名入れ印刷を行います。
通称チャリンコと呼ばれる名入れ専用機です。完成品のカレンダー(天を綴じたもの)や、台紙、タオル等、通常の印刷機では印刷が出来ないものを印刷しています。熟練したオペレーターの高度な技術が必要とされ、豊富な経験を積み技術を培った職人の腕の見せ所です。
自動機
人の手でカレンダーをめくる事が無いよう自動化した機械です。カレンダーをまとめてセットすると1冊づつ送られ自動で名入れ印刷されます。